今日もHINARIを御覧いただきありがとうございます。管理者のともひろ(tomohiro_kuma3)です。
噂されていたた通り、キャノンからフルサイズ一眼レフカメラのEOS 6DとEOS kiss X7の後継機種となるEOS 6D Mark IIとEOS kiss X9の2機種を発表しました。
それぞれの特徴を旧機種と比べてみました。
目次
EOS 6D Mark IIのスペック
現行機であるEOS 6DとEOS 6D Mark IIの基本スペックを比較してみます。
EOS 6D Mark II | EOS 6D | |
---|---|---|
センサーサイズ | フルサイズ | |
有効画素数 | 2620万画素 | 2020万画素 |
映像エンジン | DIGIC 7 | DIGIC 5+ |
記録媒体 | SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応) | |
スロット数 | 1 | |
ISO感度 | ISO100~40000 | ISO100~25600 |
AF測距点 | 45点 | 11点 |
連続撮影枚数 | 6.5枚/秒 | 4.5枚/秒 |
ファインダー視野率 | 98% | 97% |
Wi-Fi | あり | あり |
モニター | ワイド3.0型バリアングル・タッチパネル | ワイド3.0型固定 |
質量 | 685g(本体のみ) | 680g(本体のみ) |
EOS 6D Mark IIの良いところ
センサーサイズがフルサイズ
やっぱりセンサーサイズがフルサイズなところ。一般的にフルサイズは夜間など暗いところでの撮影に強いと言われているので、夜景などを撮りたいと思っている僕にはフルサイズ一眼レフは憧れです。有効画素数も2620万画素、映像エンジンも最新のDIGIC7を搭載しているので、美しい写真を撮ることができると思います。
バリアングル液晶
キャノンのフルサイズ一眼レフカメラで初めてバリアングル液晶が搭載されまいた。低い位置からのローアングル撮影や、カメラを高く掲げての撮影時に強みを発揮し便利な機能です。
4K対応タイムラプス動画
撮ってみたいと思っていたタイムラプス動画が、キャノンの一眼レフカメラとして初めて4K撮影に対応しました。ただ、残念なことに通常の動画はなぜか4K撮影未対応(記録サイズはFull HDまで)で残念です。
EOS 6D Mark IIの残念なところ
ファインダー視野率が98%
昨日の記事でも、ファインダー視野率が100%じゃないことに不満をぶちまけていたのに、最新のフルサイズ一眼であるEOS 6Dまでもがファインダー視野率98%なのは非常に残念です。
通常動画の記録サイズはフルHDまで
タイムラプス動画は4K撮影に対応しているのに、通常動画はフルHDまでなのが何とも残念です。僕は動画を撮ることはほとんど無いので、そこまで求めてませんが、中途半端感は否めません。
EOS kiss X9の基本スペック
続いて入門機であるEOS kiss X7と後継機であるEOS kiss X9の基本スペックを比較します。
EOS kiss X9 | EOS kiss X7 | |
センサーサイズ | APS-Cサイズ | |
有効画素数 | 2420万画素 | 1800万画素 |
映像エンジン | DIGIC 7 | DIGIC 5 |
記録媒体 | SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応) | |
スロット数 | 1 | |
ISO感度 | ISO100~25600 | ISO100~12800 |
AF測距点 | 9点 | |
連続撮影枚数 | 5.0枚/秒 | 4.0枚/秒 |
ファインダー視野率 | 95% | |
Wi-Fi | あり | なし |
モニター | ワイド3.0型バリアングル・タッチパネル | ワイド3.0型固定式タッチパネル |
質量 | [ブラック]406g(本体のみ) [ホワイト]409g(本体のみ) [シルバー]407g(本体のみ) |
[ブラック]370g(本体のみ) [ホワイト]373g(本体のみ) |
EOS kiss X9の良いところ
軽い
世界最小・最軽量だったX7よりほんの少し重くはなりましたが、それでも一眼レフカメラの中では超軽量級。軽いので街歩きスナップ撮影などに向いていると思います。
背面液晶がバリアングル・タッチパネル
EOS kiss X7では固定式だった背面液晶が、バリアングル・タッチパネルになりました。ローアングルからの撮影や、ハイポジションからの撮影に威力を発揮します。
Wi-Fiの搭載
X7ではWi-Fiが非搭載だった為に、iPhoneと連携して写真を転送、SNSにアップという一連の流れを行うためにEye-Fi mobiを利用しています。EOS kiss X9ではWi-Fiが搭載されることにより、Eye-Fiを使うこともなく、この一連の流れを容易に行うことができます。
多色展開
X7もそうでしたが、EOS kiss X9も多色展開です。しかも1色増えてブラック・ホワイト・シルバーの3色展開になります。カラーバリエーションが増えて選択の幅が増え、特に女性にとっては嬉しいんではないでしょうか。
EOS kiss X9の残念なところ
ファインダー視野率95%
画素数が増えたり、背面液晶がバリアングル・タッチパネルになったりと進化したEOS kiss X9ですが、ファインダーの視野率はX7のままでした。これは正直残念。100%とは言わないまでも、もう少し広がってくれると良かったと思います。
AF測距点が9点から進化なし
AF測距点が9点から変更ありませんでした。動きモノを撮影する時に少し不満に思うことがあるので、進化がなく残念です。
おわりに
カメラの買い替えを検討しているタイミングでの新機種発表でしたが、EOS 6D Mark IIに惹かれます。しかし、僕の使用しているEOS kiss X7はAPS-Cのセンサーサイズなので、レンズもAPS-C専用のものばかり。フルサイズ機である6D Mark IIを買うとなるとレンズもすべて買い換えなくてはならず、現状フルサイズ機の購入は難しい。
しかし、キャノンのフルサイズ機で初めてバリアングル液晶を搭載したり、フルサイズ機として最軽量の本体など、魅力的な機種に仕上がっています。
EOS 6D Mark IIの発売は2017年8月4日、EOS kiss X9は2017年7月下旬発売予定となっています。
EOS 6D Mark II
キャノン EOS 6D Mark II ボディ(カメラのキタムラ)
キャノン EOS 6D Mark II EF24-70 F4L IS USM レンズキット(カメラのキタムラ)
キヤノン EOS 6D MarkII EF24-105 IS STM レンズキット(カメラのキタムラ)
キャノン公式サイト
EOS 6D Mark II 概要
EOS 6D Mark II スペシャルサイト
EOS kiss X9
キヤノン EOS Kiss X9 ボディ ブラック(カメラのキタムラ)
キヤノン EOS Kiss X9 EF-S18-55 IS STM レンズキット ブラック (カメラのキタムラ)
キヤノン EOS Kiss X9 EF-S18-55 IS STM レンズキット ホワイト
キヤノン EOS Kiss X9 EF-S18-55 IS STM レンズキット シルバー (カメラのキタムラ)
キヤノン EOS Kiss X9 ダブルズームキット ブラック(カメラのキタムラ)
キャノン公式サイト
EOS kiss X9 概要
EOS kiss スペシャルサイト
